今、話題!映画『君の名は。』を観てきた感想。
君の名は。 : フォトギャラリー 画像(2) - 映画.com より画像引用
少し前の話になりますが、『君の名は。』を観てきました。
最初は全く観る気はなかったんですが、人に誘われて。
舞浜にある、シネマイクスピアリで観てきました。ディズニーに行くお客さんを横目にイクスピアリ側に進みます。初めての劇場でワクワク。
それまで監督の新海誠作品は『言の葉』と『秒速5センチメートル』をfullで観た程度です。それらは、正直ぼくの好みではなかったんですが、ネットで話題になっていると噂にきいていたので、今作は楽しみにしていました。
スクリーン5番、その日はちょうどオンライン予約ができない日だったのもあってか、人の入りはまばら。劇場内にはカップルシートもあって、いい感じでした。
ここから映画の内容に多少なりとも触れています。
ネタバレには気を付けていますが、気になる方はそっと閉じてください。
結論から言いますと、かなり面白かったです!!
今までの新海作品とは一線を期した、新海監督の代表作になること間違いないと思います。これは話題になるはずh。上映後の劇場も面白い映画を観たという雰囲気で包まれていました。メディアでもたびたび取り上げられ、朝のニュース番組でも取り上げられたほどですからね。
何が面白かったのか自分なりに整理してみました。
見どころ
①本編中盤、明かされる真実のインパクトが強い
まず第一はこれに尽きると思います。事前情報を何も見ないで観たので、まずはその衝撃に言葉が出ませんでした。胸に穴が空くとはこういうことか、虚無感に包まれました。
もともと新海作品は、映像美やトレースのような現実世界の再現度が賞賛されていましたが、本作ではそれが虚無感に拍車をかけているように思います。ヒロイン宮水三葉が暮らす糸守町の実在感と、明かされた真実とのギャップで何度も胸が締め付けられる気持ちになりました。
②音楽が印象に残る作品にはずれなし
本作はRADWIMPSに主題曲を含む多くを依存していて、最初のタイトルシーンでは曲を聞かせる、ぼくの苦手な作品かなとも思ったんですが、観ていくうちに違和感なく受け入れられるようになったといいますか、だんだん好きになっていってしまいました。
以下は本編で流れる4曲
- 「前前前世」
- 「スパークル」
- 「夢灯籠」
- 「なんでもないや」
ぼくは「スパークル」が好きです。そのほかのサントラに関しても、比較的耳に残る曲が多いです。
③新海作品特有のSF的演出が本作ではカギを握る
新海作品といえば、あるようでげんじつではないことが、リアルな現実描写の中に何の説明もなしに共存している世界が挙げられると思います。本作でいう千年ぶりの来訪となる彗星のことです。これが幻想的な風景を加速させています。
君の名は。 : フォトギャラリー 画像(2) - 映画.com より画像引用
その他にも、素晴らしいところはたくさんあるのですが、とにかく観ることをお勧めします。
アニメ作品に抵抗がある人も一見の価値がある作品だと思います。